2010年01月12日

09年12月コラム

リアルキッズカフェ!? 文/内山 三重子

お宝屋で大好評だったキッズカフェ。
メニューから接客に至るまで妥協は許さず、リアリティを追求するものだったらしい。
“本物”に触れる良さは、今大流行のキッザニアを見ればよく分かる。
“本物”だからこそ、子ども達は飽きずに何度も通うのだろう。

私の実家は食堂を経営していて、子どもの頃は“渡る世間は鬼ばかり”の
“えなりくん”のような生活だった。
毎日がリアルなキッズカフェの様で、学校が休みの日は、朝から店内の掃除をして、
その後は料理の仕込み。お昼になると接客や・厨房で洗い物など…。
うどんの出前にも行った。

数ある仕事の中で、一番大変だったのが、父親の横でだし巻き卵を焼くことだった。
まず卵を30個ほど割り、そこにうどん用のだしを入れて薄める。
卵焼き器を2台ならべて焼いていくのだが、うまく焼けないと父親の厳しい目が光る。
(だしの配合や、火加減、油の量の調節がとても難しい)
お客さんに1皿250円で食べてもらうのだから、子どもだからと言って
いい加減なものは出せないというのはあたりまえの話だが、自分が焼けば早いものを、
あえて子どもにやらせるというのは気の遠くなる作業だっただろう。
人手不足で働き手が必要だったとしても、子どもを一人前に成長させるには根気がいる。
そう考えると、短気ですぐに怒る頑固な父親は、実は子育てにおいては気が長かったのだ。

子どもの頃の経験は、大人になってからの考え方・生き方にとても影響する。
その時は嫌だったとしても、後になって役に立つことがきっとある。

キッズカフェの子ども達も、この素敵な経験が、
自分の人生に影響を与えていたことを、大人になった時に感じるのだろう。

名称未設定-1のコピー.jpg
posted by お宝屋 at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | おにぎりコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/138104134

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。